gn to t.Y. 覚え書き

gn to t.Y.

覚え書き

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

復讐するは我にあり

緒形拳氏が犯人役。メガネをかけた顔が、題材となった事件の犯人に似ているような気がしないでもない。実際の事件では。詐欺をしに訪れた家の女の子に気づかれてつかまったらしい。こういう事実を参考した映画は、実際に被害者がいる以上、犯人に同情など覚…

EVA<エヴァ>(EVA)

スペイン語が良い。冒頭の遺伝子と受精を模したようなタイトルロールのCGが良い。大学の校庭や校内で動いている動物ロボットたちのデザインが良い。アレックスは壊れても再起動できるロボットにだって死があるという。壊れたときに蓄積されてきた記憶が失わ…

サイアム・サンセット(Siam Sunset)

印象的な場面は、主人公ライナスがグレースとの食事中に、ライスやソースやケチャップや何やらを混ぜてシャツの色を作るところか。ライナスは何ともいえない理由で妻を失くし、自分自身が周りを不幸にしていると考え、ひとつの色を作りあげることに没頭する…

回路

良い映画。大映株式会社の名前におどろく。なぜならこの映画は東宝で観た記憶があるので。船の甲板に立つ麻生久美子さんの後姿が良い。彼女の魅力は声と鼻の下と振り向く演技。バスに乗っているときの背景がいい。タイトルロールの音楽が秀逸。役所広司さん…

カポーティ(Capote)

DVDで初めて観た。カポーティの話し方は、たとえ本人に近いとしても普通にした方が良かったんでは?と思うのは浅はかか。その喋り方は子供のそれで、彼はセレブという毛皮にくるまれた子供だ。そしてネルさんやジャック氏は彼の保護者。ペリー氏はどこかで観…

ラストシーン

見所は、ほぼすっぴんと思われる麻生久美子さん。西島秀俊氏が少しふっくら。主役が誰かといえば、三原健だろうか。でもやっぱり麻生久美子さん。ちゃらい現場がしまっていく様子が良い。2000年の現場に三原健が呼ばれたのは偶然なのだろうか。これもまた監…

銀河ヒッチハイク・ガイド(The Hitchhiker's Guide to the Galaxy)

トリリアンさんの目がきれいである。マーヴィンが倒れるシーンは、映画の中で壊されてきたロボットの中でいちばんじんわりする。マーヴィンは、常に落ち込んで、コンピューターに嫌われて、そしてぐちをこぼすロボットとしてロボット史上に残る。どこまでがC…

キャビン・フィーバー(CABIN FEVER)

熱狂の FEVER かと思っていたら病気の意味もあるようだ。あばずれっぽいマーシーではなく、清純そうなカレンが感染してまうところが上手い。でもマーシーは良い人だ。彼女がボートから降りて歩いていくシーン。スローモーションがかっこいい。泣きながらムダ…

スーパー!(SUPER)

レイン・ウィルソン氏が主役で、おまけにエレン・ペイジさんも出ているので借りた。ケビン・ベーコンが主役とも言える。行動を起こすか起こさないか。もしかしたら現実にいそうなヒーロー像。バーガーを焼いているところが生々しい。グロなシーンは、監督の…

奇談

配役が良い。外れなし。台詞が良いということは、脚本が良いということか。冗談や笑い無しで進む話しの緊張感が良い。役者さんは大変だったんではなかろっか。原作漫画とは主人公の性別とかが違うが、これもあり。藤澤恵麻さんがかわいすぎる。礼二郎役の阿…

tY:近況18

大阪の様子はいかがですか。 iPod Touch と Walkman の代わりに入手した Xperia SOL21 ですが、Walkman アプリで Micro SD(32GB) に入れた音楽をしばらく再生していると、プチ・プチ切れます。内蔵メモリに移さないとだめかと考えたが容量が足りない。

武士道残酷物語

この映画は大井武蔵野館で観たんだっけか。入れ替えが無かったので一日に3回観た。家臣とか、上の者のために犠牲になってきた系譜を描いた映画。岸田今日子さんと絡むときの中村錦之助氏は少年役で、白黒画面ということもあるが、顔が白くて美少年という感…

偽りなき者(JAGTEN, The Hunt)

ラジオでよくこの映画の CM が流れていた。それで気になって借りたのだが、案の定、けっこう暗かった。集団ヒスで追い詰められるルーカス氏は見るに耐えない。唯一心が晴れるのは、マーケットで肉屋にヘッドバットするところだった。CM のとおり、事の始まり…

東京残酷警察(TOKYO GORE POLICE)

映画「オーディション」の、"しいなえいひ"さんが出ているので観た。グロ多しだが振り切れ方が痛快でした。見所のひとつに"しいな"さんと囚人の対決だが、囚人の姿はずいぶん思い切ったなあと思う。富士山や東京タワーが目ざとく映ったり、機動隊の格好が鎧…

ワイルド7

とかく実写化には非難ごうごうということがある。たぶんこの映画もそのひとつかもしれない。しかし自分は好きです。配役は可・不可でいえば可です。ワイルド7メンバーの半分は知らない役者さんだった。特にソックスとパイロは良い。ヘボピーはもうちょっと…

ロックン・ロール・ハイスクール(Rock'n'Roll High School)

学校の体制に反抗する生徒が、禁止されている Ramones のライブに行く映画。なんといっても Ramones が出ている映画。「メンバーは全員兄弟なの」ってのが泣ける(デビューしたころ、ほんとうに兄弟だと思っていた・・・)。ジョニー・ラモーンがアコーステ…

皇帝のいない八月

とにかく豪華キャスト。各場面で有名どころが現れる。アパートに住んでいても着物で出かける上品そうな吉永小百合さんが、こうしたアクションっぽい映画に出るのはめずらしいんではないかなあ。アパートに置いてあるレコードプレーヤー+デッキ+ラジオ一体…

僕のスウィング(Swing)

トニー・ガトリフ監督。ひと夏の子供の恋と、ジプシーの歴史や悲哀が主題なのだろうが、音楽好きとしては、ギタリスト、チャボロ・シュミット氏のために作った映画だと思いたい。チャボロ氏がギターを弾く姿は、いつ血管が切れてもおかしくないと思う。ラッ…

トールマン(The Tall Man)

子供誘拐犯の正体は誰よという映画。人々は犯人を「トールマン」と呼んだ。誘拐する理由は何か。ホラー映画とされているようですが、どちらかというとミステリーか。劇中に出てくる犬の、歯むき出しの表情がいちばんホラーかもしれない。「この映画は何とか…

タイムズ・スクエア(Times Square)

映画を観るより先にサウンドトラックLPを聴いた。2枚組みをだったなあ。知っている役者はティム・カーリーだけだった。物語は大人への反抗やら友情やら一通りそろっているが、タイムズ・スクエアとか42丁目を紹介する音楽映画ともいえる。落ち込んだ場面…

殺人狂時代

殺人狂時代といってもチャップリン監督ではなくて、岡本喜八監督。初めて観たのは浅草東宝だったか。仲代達也氏VS天本英世氏。インスタントラーメン2段重ねが泣ける。チキンラーメンかと思ったら、スープが別入りになっていた。女催眠術者を倒すのに「覗け!…

マイレージ、マイライフ(Up in the Air)

なぜ観たかというと、ヴェラ・ファーミガさんとアナ・ケンドリックさんが出ているからだ。良い映画だった。ジョージ・クルーニー氏が首になっておたおたする映画かと思ったらちがった。オマハとかミルウォーキーとか色々な場所が出てくるので旅行気分が楽し…

わが道

印象的な場面は、弁護士団の会議の机上にある資料の中の、乙羽信子さんの写真がアップになっていくことろ。何も言えない・言わなかった一市民の存在が拡大されていくよう。遺体の顔を映すショッキングな場面は一瞬で終わる。DVDとなった今、何度も観られるこ…

悪魔の毒々モンスター(The Toxic Avenger)

有楽町で観た。そのとき買った缶バッジはいまだに持っている。まさかDVDで観れるとはなあ。余計なことを考えなくて良い。ほんとうに下種な悪人がしばかれるのは胸が晴れる。この後で「~東京に行く」とかをレンタルビデオ(VHS)で観た覚えがある。毒々モン…

プロメテウス(Prometheus)

レンタルDVDで再見したが、新しい発見はなかったなあ。「エイリアン(ALIEN)」の前日譚で、今はエンジニアと呼ばれているスペースジョッキーとかが出てくるとうれしくなったりする。前日譚であるから、ALIENのことを知らなくてもかまわないんだろうし、これを…

ブルークリスマス(BLOOD TYPE:BLUE)

名作。Char氏の歌がなつかしい。勝野洋氏がとにかく笑わない。仲代達也氏がカジュアル。うらぶれた沖雅也氏も良い男。なんといっても岸田森氏と天本英世氏のツーショットが泣ける。2時間越えでけっこう長い。SFといってもいい映画でこれだけの役者さんが揃…

黒薔薇昇天

ブルーフィルムを作る人たち。その中の一人が岸田森氏。帰ってきたウルトラマンで郷隊員のよき理解者を演じていた男が、坂田モータースからポルノ映画監督・スカウトに職を変えて活躍している。DTBWBとか奥村チヨとか、劇中でかかる音楽が良い。ロケの場面で…

Gガール 破壊的な彼女(My Super Ex-Girlfriend)

ユマ・サーマン好きにはたまらん。Gガールでないときの様子がおばさんくさい。悪役がメールアドレスを"It's all one word"とわざわざ伝えるところが時代か。ハンナさんの下がり目とメークをしていないときの眉毛の細さに親近感がわく。中国人相手のプレゼン…

ランナウェイズ(The Runaways)

役者とバンドのイメージがあう良い映画。ジョーン・ジェットはドンズバ。シェリー・カーリーがダコタ・ファニングさんというのがまた良い。金髪の染め具合とつなぎ服が良い感じ。サンディ・ウェスト役の女の子は、本人にくらべるときゃしゃな感じだが、髪型…

パイレーツ・ロック (The Boat That Rocked)

BBCがロックを流さなかった頃にあった海賊ラジオ放送局の話し。放送局自体が海上の船の中にあるので、まさしく「海賊」放送局だなあ。洋楽ラジオ番組を楽しみしていた頃を想いだす。好き放題の海賊局だが、Fワードを喋るのは抵抗があったようだ。古い曲はモ…