gn to t.Y. 覚え書き

gn to t.Y.

覚え書き

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

tY:近況19

大阪はどうですか。 寒くなると、ノートPCの熱さも良い暖房になります。 電球をLEDに変えた。

復活の日(VIRUS)

テロップの丸ゴシック体が緊張感がなさそうで悲しい。看護婦さんが倒れて寝ているときの顔色が怖い。各国の死者数を説明する映像の中に現れる、東京の虹がとてもきれいである。南極の大地や潜水艦が離れていくシーンとか、よく撮ったなあ。こういうことがあ…

恐怖ノ黒電話(The Caller)

タイトルロールでの、"The Caller" の字体と表示のされ方がかっこよかった。カウチで本を読みながら、大袋のお菓子をほおばるのがなんとも素敵。大きな脅かし音に音楽、そして電話を切るガッチャン音にどきどきしっぱなし。メアリーは夫のDVのために離婚した…

みなさん、さようなら

シュールな映画と思ってなめていたら、胸が熱くなってしまった。みなさん若いとはいえ、さすがに中学生頃の役はどうだろうと思ったが、そんなの関係ない。濱田岳さん演じる渡会さん、彼が団地に留まる理由が明かされるタイミングとその説明手法がすばらしい…

スペイン一家監禁事件(Secuestrados, KIDNAPPED)

邦題にたがわずスペイン映画。始まっていきなりおどろく。娘イサさんが iPod をいじって鳴らす音楽が南米っぽい。のどかな感じで内容とは好対照なリズム。これはエンドロールも同じ。監禁された親子三人、特にイサさんの演技がすごい。強盗押し入りの監禁事…

テール しっぽのある美女(THALE)

ノルウェーの映画。冒頭は鑑識の人たちかと思ったら犯罪現場の清掃員だった。エルビスと呼ばれる若い方が血がダメだったり、兄貴レオの言うことをきかなかったり、けっこうな使えなさぶりです。見つけ出された不思議な女性の過去が、彼女に触れる・触れられ…

羊のうた

永島暎子さんが出ているから観た。母親というか保護者役もよく似合います。原作がアニメーションの映画では、実写版よりアニメ版の方が良かったとか言われるけれども、アニメ版を観ていないので比較のしようがなかった。あらためてDVDを観るとスマホといわず…

セイント・クララ(Saint Clara)

イスラエル映画。「戦場でワルツを」の監督が作った映画なので観た。タイトルロールもエンドロールもヘブライ語かなんかで理解不能だった。校長がするエディット・ピアフの話しは、イスラエルとフランスの関係のように聞こえてしまう。子供たちが、バット振…

ビッグ・バグズ・パニック(Infestation)

クーパーの遅刻のごまかし方に笑う。人の書類を持って、今いそがしいとか、電話してる振りとか。バグという、でかい虫との取っ組み合う姿にぞっとする。虫は顕微鏡とかで見ても怪物そのものなのだが、それがそのままでかくなって襲ってくる。ああ背中がぞく…

アブダクティ(ABDUCTEE)

110番にかけると、最寄の警察につながるんだったとあらためて思った。観始めは、地下に埋められてしまう映画「リミット」 を思い出した。あの映画は、棺おけみたいな箱に閉じ込められて身動きができなかったので、まだ立つことのできる温水さんはましだっ…

ザ・パック 餌になる女(LA MEUTE/THE PACK)

フランス映画でホラー映画。店のゲームマシーンの画面をぼやかしているのは著作権の関係なんだろうか。女優さん、エミリー・ドゥケンヌさんがロックっぽい。雰囲気はジョーン・ジェット姉さんか。車の中でCDを選ぶ姿も様になってます。怪物の顔が好き。しか…

震度0

これは「ルパンの消息」が面白かったので借りた。キャリアや昇進に持ち場の意地やらがからんだ警察内部のドタバタで、見方によっては悪い意味ではなくて人間を痛烈に皮肉った喜劇といえる。なんて何でもそうか。男の探りあいドラマではあるが、やっぱりポイ…

おろち(OROCHI)

おろち役が谷村美月さん。髪は長くて白っぽいほうがいいかもしれないが、それはそれ、あれはあれ、映画は映画。良い配役。手首の包帯は、今なら包帯萌えか。グロな表現は無い代わり姉妹の切れ方が怖い。特に母と姉の二役である木村佳乃さんは、切れたり、イ…

ローズ・イン・タイドランド(Tideland)

第一印象は「ことぶき」はっぴ。出ずっぱりの子役におどろく。彼女は、「トールマン」、「ケース39」にも出ていて、「トールマン」ではすっかり大人びていた。バックナー家族役で「キャビン」にも出てたんだなあ。短い年数でも子供の成長は早い。彼女の父…

GSワンダーランド(GS Wonderland)

60年代フィルム映画を画質の良いHiFiで観る感じ。小物、部屋の様子も気を使って作っているんだと思う。色の質感も当時の映画っぽいような。楽屋に置いてあった「ニューロックギター教則本」にクスクスする。当然ながら使われている楽器やアンプも、Guyatone …

主人公は僕だった(Stranger Than Fiction)

文字盤が光る腕時計がかっこいい。ウィル・フェレルさんは、目の離れ具合の微妙さが個性。ダスティン・ホフマンさんの「君は何かのキングか」という質問がなんとなく残る。中盤でギターショップが出てくる。これがまた楽しい。ウィンドウには Les Paul に Fl…

ローラーガールズ・ダイアリー(Whip It)

Ramones が流れて、ベイブ・ルースレス役のエレン・ペイジさんがエアギターする。ドリュー・バリモアさんってこの辺の時代が好きなんだろうか。逆年齢詐称のアイアン・メイビンさんがアルフィーの高見沢氏に似ている。とにかく女の世界。特にリーグの打ち合…

プッシーキャッツ(Josie and The Pussycats)

ジョジー役のレイチェル・リー・クックさんを観る映画、そして3人組の The Pussycats の曲を聴くためのサントラ代わりのDVD。DVDはサントラCDより値段が同じか安いことが多い。映画「ジミ・ヘンドリックスの生涯」もDVDの方がサントラ盤より安い。ZEP の「熱…

アウトロー(Jack Reacher)

あばずれのサンディさんがよかった。最後まで出てほしかった。弁護士の女性は普通な人でよかった。「囚人」という名前の悪人が指をか○切れというのが、893さんの指つめみたいで怖い。でも最後はあっけなかった。長い割には、個人の謎が残ってしまったりし…

昭和枯れすすき

冒頭の群集を俯瞰するショットが何だか怖い。高橋英樹さんといえば「けんかえれじい」である。店に貼られているポスターがアラン・ドロン。「ト○コ」の看板がなつかしい。「ルノアール」の歴史は日本の歴史のようだ。兄妹は東北から二人きりでやってきて、さ…

ゴジラ対ヘドラ

ゴジラ映画を観るとどうしても浅草東宝を思い出す。子供が海岸で遊んでいるところにヘドラが迫ってくる合成はとてもよくできていると思う。その他の特撮も良い。暗い場面が多いのであらさもあまり目立たない。何が足を引っぱっているかというと、やはりゴジ…

NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ(No One Lives)

なんといってもエマさんの表情が最高です。彼女はドライバーを憎みながらも信頼しているようでもある。そうなった成り行きは劇中の映像で語られる。ひたすら強いドライバー。ドライバーの戦い方は、まず集団の中の長となるものを消してしまうことか。けれど…

運命のボタン(The Box)

短編小説がここまで広げられるとは脚本家はすごい。ルイス役のキャメロン・ディアスさんがすばらしい。彼女の姉さん役の女優さんは、ほんとの姉さんみたいに顔が似ている。知らない男が持ってきた箱のボタンを押したらどうなるかという物語。ボタンを押すこ…

人喰いトンネル MANEATER-TUNNEL(Absentia)

邦題がちょっとオーバーか。MANEATER-TUNNEL と言いながら、原題は ABSENTIA である。DVDジャケットも少し派手で、売り方を色々考えたんだろうなと感心する。夫が7年間失踪状態の姉。実は夫はCIAだったとか失踪理由を妄想する姉が悲しい。その上、夫の行方…

瞬 またたき

着色したような風船の赤が、それが夢の世界であることを想像させてくれる。そんな場面が印象的である。花が早く枯れるというのも、何か非現実的な感じがして、一瞬想像と現実があいまいになる。正直、北川景子さん演じる主人公と岡田将生さん演じる相手役が…

トランス・ワールド(Enter Nowhere)

時間ものSFと言うのか。小屋に集まってしまった男女3人が「なんじゃこりゃ」とがんばる。サラ・パクストンさんは80年代を演じさせたらナンバーワンの女優さんだ。彼女を含め配役が良いと思う。出だしと最後以外、ほとんどが森と小屋での撮影で、ほんとうに…

血と砂

岡本喜八監督作品。やっぱり浅草東宝で観たんだったか。三船敏郎氏が出るのと、仲代達矢氏との用心棒対決再びかと思って観た。冒頭から謎になっている焼き場を奪われる事件が、ちゃんと最後で解決される。それは意外で悲しいものだったが、後味は悪くない。…

グッモーエビアン!

麻生久美子さんがパンクロッカーなので観た。誰が主役かといえば、50パーセント三吉彩花さんだろう。能年玲奈さんは精一杯ボケと陰を演じている。この人は訛りが似合うので、故郷創生事業にぴったりではないか。そうであればまさしく国民的女優ではなかろ…

クローン・オブ・エイダ(Leidenschaftliche Berechnung/Conceiving Ada)

ティルダ・スウィントンさんが出ているから観た。最初見たときはなんのこっちゃだったが、それは科学や物理的と言うかSFの視線で見たせいで、実際のところは古くからありそうな女性の物語。SFっぽい内容についてはあまり説明がなされておらず抽象的。CGは、A…

宇宙人王(ワン)さんとの遭遇(The Arrival of Wang /L'arrivo di Wang)

イタリア語とスペイン語は似ていて好きだ。理想主義者とわけの分からないものは害だったという映画。中国語を選んだのは、地球でいちばん使われているからだが、欧人から見て、アジア人はまったく遠い人類に見えるせいもあるだろう。主題は人権か否かという…