gn to t.Y. 覚え書き

gn to t.Y.

覚え書き

2014-01-01から1年間の記事一覧

のんちゃんのり弁

ダメな亭主のぐうたらな生活から抜け出す小巻さん。麗華さんの生足に興味をしめすのんちゃんがおかしい。主役は小巻さんであり、のんちゃんでもある。きっかけは全部のんちゃんな気がするので。でも小巻さんはのんちゃんのせいにしたくない。絵でのり弁の説…

エビデンス -全滅-(Evidence)

残された確証に振り回される刑事たち。残された確証が映像なので、おのずとドキュメンタリー、P.O.V な雰囲気になってしまう。その場面は見ていてなんだか台詞がわざとらしく聞こえる。なんだか説明を多いんです。それで正解ということは、普段から人間は言…

陸軍中野学校 雲一号指令

加東大介さんの「(東宝)」の注釈に、映画会社専属の時代を感じます。前作で許婚と別れた椎名次郎さんはスパイ活動に精を出しています。加東大介さんは中野学校の点数を上げよう、つまり認められようとがんばってます。西田大尉、女性には注意せんといかん…

ビューティフル・ダイ(A Horrible Way to Die)

寝てしまった。断酒会で男性が女性と話しているところや会うところは、いわゆる P.O.V. とかにも見える。撮影や物語が淡々と進む雰囲気が、「人食いトンネル」に似ている気がした。たぶん撮影カメラの揺れ方だろうか。なんだかドキュメンタリー風。カーラの…

川の底からこんにちわ

志賀廣太郎さんの毛があると思ったらカツラだったので安心する。色々な役を演じる満島ひかりさんであるが、この映画ではすべてを「しょうがないです」で済ます、人生あきらめきった女性のようだ。突き放したようなしゃべり方が良い。「しょうがない」と言わ…

GONIN2

最初の「GONIN」が男性5人なら、こっちは女性が5人。石井隆監督作品に良く出る、出るだろう女優さんをいっぺんに観れてお得です。豪華トリプル名美。特に余貴美子さんと夏川結衣さんのダブル名美は見た目も良い。彼女たち二人でハードボイルドな映画を作って…

地獄(1999年)

三大石井監督というと、石井岳龍さん(聰亙さん)、石井隆さん、そして石井輝男さんです。この映画で、石井輝男監督は悪い奴ら、主に宇宙真理教(いわゆる○ウム)をしばいてくれます。冒頭では埼玉であった事件も扱っています。裁判にかけたくらいでは腹の虫…

白昼の死角

オープニングの音楽は、DTBWB の主題歌の歌抜きで、歌メロをなぞったピアノがすばらしい。千野秀一さん演だろうか。岸田森氏が燃えるところは、時代的に考えて CG ではなくスタントだろうから、命をかけまくった撮影だろう。俳優陣の学生服姿は、不自然そう…

エンゼルハート(Angel Heart)

「実は自分だった・・・」パターンを認識させられた映画。この頃はブルースが好きだったので劇中の演奏シーンが良いなあと思った。ブルースマンといえば、四辻で魂を売り渡すとか、悪魔との関係は浅くない。マーガレットさんの最期が色っぽい。ハリーがエピ…

ダーケストアワー 消滅(The Darkest Hour)

タイトルロールでロシア語っぽいのが出てくるなあと思ったら、舞台がモスクワなわけだ。モスクワの街中の様子がめずらしくて興味をそそる。マクドナルドやスターバックスらしい店の看板もロシア語。キリル文字というんだったか。ショーンという人間が友達だ…

クリスチーナの館(CHRISTINA'S HOUSE)

クリスチーナを演じるアリソン・ラングさんが、キルスティン・ダンストの親族のような雰囲気で良い。なぜアリソン・ラングさんではなく、エディ役のブレンダン・フェール氏が主役扱いなのだろう。しかもヒーローというよりは少しゲスっぽい役なのに。彼女が…

ペインレス(Insensibles)

ほぼスペイン映画。冒頭の車の事故シーンが怖かった。痛みを感じない謎も興味深いが、ナルコレプシーも怖い。運転中に旦那がカクンと落ちたときの、奥さんの動揺はいかんばかりであったでしょうか。もう少し普通のラストでもよかったが、スペイン映画だから…

黒沢清監督のホラー映画は、飛行機がおちたり、街に誰もいなくなったり、スケールが大きいところも好き。俳優がいっぱい出てる。最初の赤いコートの女性がやられてしまうシーンが怖い。役所さんが台所でタバコを吸っている側にある鏡が怖い。その鏡に映る出…

この森で、天使はバスを降りた(The Spitfire Grill)

電話のオペレーターが対応中だなあと観ていたら、鉄格子の引き戸が閉まる。ああ、そういう場所なのね。そんな出だしが良いです。彼女、パーシーさんは大きさの合わないバザーで手に入れたようなコートを着ている。廃れつつある田舎町が、よそ者のパーシーさ…

トライアングル 殺人ループ地獄(Triangle)

この女性は何でこんな目にあうのかなあと理由を考えたみたが、もしかすると悪いことをしたらこうなりますよ、というお話しかもしれない。彼女は既に亡くなっていて、つまりなんというか輪廻転生である。死んだら戻ってくるとジェスさんは気づく。彼女自身も…

昆虫大戦争

虫虫虫の虫である。虫嫌い、特に虫のブーンといいた羽音が苦手な人には耐えられんかもしれない。外人俳優が出てきて吹き替えの日本語でしゃべる。小さいときは日本語がうまいなあと思ったもんです。今考えれば納谷悟朗さんなわけだが。スペクタクル映画とし…

妖怪大戦争(1968年)

画質や色調、登場する妖怪たちのディテールがけっこう怖い。冒頭の油すましたちが立っているだけの様子だけでもなんだか怖い。特にはダイモンの顔のアップで充血している目。久しぶりのダイモンの眼はやっぱり怖い。これをでかい映画で観るとトラウマになる…

ヘルドライバー

タイトル出るのが遅い!けど良い。なんだか前・後編という感じ。しいなえいひさん観たさだったが、キカ役の原裕美子さんの目・口・鼻・声の存在感がすごい。長い手足は、チェーンソーを振り回したり、ポールダンスっぽいアクションにとても映える。チ○カス野…

南極料理人

標高の高さにおどろく。最高の高地トレーニングができそう。通信担当、盆さんの飯の上にのせるおかずの盛り方がすごい。タイチョーはよく食べ物をこぼす。見られながらのトイレの大きいほうがちょっとはずかしい。ナレーションを西村さんこと堺雅人さんがや…

はなれ瞽女おりん

おりんさんは良い人である。演じるのは岩下志麻さん。入浴するところ、つまり服を着ていない場面があるが顔は映っておらず、おそらく別な人ではないだろうか。倫理・社会的に何か言われそうなことを映画にするには、ずいぶんと勇気が必要だったんではなかろ…

消されたヘッドライン(State of Play)

記者カルさんを演じるロン毛のラッセル・クロウさんは、車に乗ってカーラジオを聴いているだけでかっこいい。政治スキャンダルの映画である。邦題に「ヘッドライン」とタイトルにあるので、新聞が関係することがすぐわかる。新聞といえば記者で、政治家も出て…

スウィッチ(SWITCH)

フランス映画。アパート交換の映画。見も知らない人とかと部屋を交換するとか、同居するシェアハウスとか利用する人の気が知れん。シェアハウスなんて絶対に犯罪の温床になると思うのだが。カナダから交換先のベネディクトの部屋に来たソフィーが、パリの街…

バトル・フォレスト(Special Dispatch)

DVDの予告編を見たら女優さんがきれいだったので借りてしまった。借りてみるとロシアの映画だった。ロシアがドイツから美術品を守る話し。熱でも出たせいか動けなくなったアーシャさんの胸や首にウオッカを手で塗り付けるところが、なるほどなあと思った。温…

親鸞 白い道

三國連太郎さん原作/監督の映画。配役が豪華。使い方もワンショットだけのときもあって贅沢。豪華な役者がいつ出てくるか目が離せないせいもあってか、長尺でも眠らせない。射鹿役の泉谷しげるさんの演技がすばらしい。この頃は、夏木マリさんとデスパウダ…

不安の種

引越し屋さんがトラウマと引っ掛けたのか、「トラ馬引越し~」という名前。ショックなシーン、たとえば塀の少年とかを一瞬ではなくて長見せする。悲鳴やショック音が多くてでかい。出来事があちらこちらにつながっていく。この街怖い。夜、子供がトイレに行…

妖怪大戦争(2005年)

なぜ観たかというと、ぬらりひょんを演じる忌野清志郎さんが出ているから。この映画冒頭の件(くだん)が怖い。豊川悦司さんの加藤保憲は、眉毛や顔色が「3-4x 10月」の雰囲気。いちおうリメイク作品ということだが、敵がちがう。オリジナルのイメージが残っ…

アイデンティティー(Identity)

見事にだまされたと思いながらまた借りてしまった。部屋の鍵が届いた人はアチャーということになってしまう映画。あらためて拝観すると、登場人物の性格が見事なまでにバラバラであることに納得してしまう。6 は 9 逆さまなのだ。ロードことレイ・リオッタさ…

レッド・ライト(Red Lights)

超能力は在るか、そのトリックを見破れるか。超能力を見せる自信家であり、いかがわしさいっぱい、そしていかにもあやしそうな取り巻きを連れたサイモンさんは、物語の中心になる重要な役どころではあるけれど、物語を構成する上では話しのきっかけに過ぎず…

七瀬ふたたび

タイトルロールの映像と音楽が良い。エッチを見せてしまうところが、少年ドラマシリーズとの決定的な違い。回想やイメージのシーンが多いが、うざったくない。回想シーンでは白黒というかセピア色っぽい画面になる。イメージの場合は文字や図形が浮かんだり…

砂と霧の家(House of Sand and Fog)

お金持ちそうな人がスピーチしている場面から一転、同じ人が道路工事をしている。その人の名はベラーニさんで「ガンジー」のベン・キングズレーさん。何がどうなっているのか勘の鈍い自分にはわからんかった。眉毛がいかすジェニファー・コネリーさん演じる…