gn to t.Y. 覚え書き

gn to t.Y.

覚え書き

残酷異常虐待物語 元禄女系図

吉田輝雄さん+石井輝男監督目的で見る。『徳川女刑罰史』に続く異常路線映画。いきなり登場するのが土方巽さんでおどろく。人間標本の棚から飛び出して踊る踊る。アップも怖い。標本のなかにはオッ○イが四つあるような人も見受けられます。タイトルロールで出演者名を表示するエフェクトもなんだか怖い。この辺りだけ見るとなんだか『恐怖奇形人間』みたい。ああなんだかだんだん見たくなってくる。この映画で吉田輝雄さんは医師の役。彼が目にしたひどい話しが展開される。
橘ますみさん演じるおいとの話し:
早い話しが男にだまされたんですね。正義感のある良い男なふりして近づく山本豊三さん。やくざが私刑する映画では橘さんと良い雰囲気だったのに今度は悪党。なんかお顔がちょっとふっくらして見えるのは気のせいか。私刑のときは肺病持ち役だったので痩せて見せたのか。何枚もの反物がなびく中で行くとこまで行ってしまう橘さんと山本さんのラブシーンがすばらしい。誰が考えたのだろう。この映画では橘さんがこれでもかと胸を見せてくれます。おいとのために借金をして苦しいなどと嘆く山本さん。橘さんは心から惚れてしまったために、春売る仕事を紹介されても吉原に売られても山本さんのためと頑張る。橘さんはきれいなのであっという間にナンバーワン。『不思議女優』のカルーセル・麻紀さんからも執拗に責められる。気をやむところが合って吉原を抜け出して山本さんに会いに行く。ひどいところを目撃して山本さんに向かって別れを告げるも、やさしい言葉にまただまされてしっぽり・・・のところで追っ手につかまりついにこの映画になくてはならない『残酷・異常・虐待』が始まります。吉原の追っ手や女主人たちによる責められるのですが、瀕死の橘さんを医師吉田さんのところに連れてくるのもその女主人というところがひどい。死してまたひどい扱いを受ける橘さんがなんともかわいそう。
葵三津子さん演じるおちせの話し:
どうにも見た目が普通とは違う人からされるのが趣味という商家の主、葵さん。最初のショックな暴行シーンもアレだったんですねえ。いつも彼女の側にいて面倒を見る石浜さんはハラハラドキドキ。なんとかそんな趣味をやめさせたく、医師の吉田さんに相談すると「病気です」と断言される。吉田さんは彼女を治すためにはふだんの様子を実際に見る必要があるとして、石浜さんといっしょに葵さんのムフフを観察。さすがは医師。黒人とするはそこらへんの浮浪者とするわ、はてはお相撲さんまで、もう大変。当のおちせさんがそんな趣味になったのは理由があったのだが、だいたい予想通りでした。最後はちょっと悲しい。春琴抄っぽくもあるかと思ったが違うか。どっちもうれしいんじゃハッピーエンドと言えるかもしれない。ラスト近くの葵さんが素っ裸で石浜さんと演技するシーンは、とても堂々としていてプロだなあと思いました。
最後は尾花ミキさん演じるおみつの話し:
小池朝雄さんがゲス。どうしたらここまで女性を目の敵にできるのか。しょっぱなから馬に乗りながらカウボーイのごとく一般女性を縄で捕まえ引きずり回す。その先の道には裂け目があって・・・ああひどい。そして小池さんは満足の笑い。演技とはいえ目付きがすごい。焦点が定まらないというかにごっているというか、何か考えているようでそうでないような空虚に見える狂った眼差し。赤い着物の女性を庭にたくさん集めたかと思ったらそこに木の角を縛り付けた牛を解き放つ。これが予告編の『元禄闘牛裸踊り』なんですね。「牛は赤い色を見ると突進するから脱げ脱げ~♪」ととても楽しそうな小池さん。逃げまわる女性たち。動きの悪い人には弓を放つという非道。さすがに取り巻きの男女たちは渋い顔。逃げる女性たちの一人がおみつ。彼女はまっすぐな眼差しで小池さんに対峙して、小池さんもなんだか気になった様子。後で呼べと賀川雪絵さんに伝える。まあ呼んだところでやさしくするはずはなく、吊るしたり突いたりと非道三昧。実はおみつは・・・という衝撃の展開が賀川雪絵さんから語られる。しかし金粉責めされても演技する賀川さんの女優根性が素晴らしい。ぶら下げられて耐える尾花さんもすごいですけど。尾花さんは前回の映画で丸坊主になっていて、予告編のキャッチコピーでは『体当たり演技』となっていました。普通の最後は迎えない異常路線映画。この映画でも相変わらずショックをかませてくれます。
今じゃこんな映画を作れないでしょうから、DVD だけでも残してくれてうれしい。土方巽さんがどこかで登場するかなあと思いましたが、出てこなかったような。暴虐ざんまいの映画でした。

予告編も見どころ満載で面白い。予告編で紹介される責め名例がこれ
・上臈(じょうろう=貴婦人)逆さ吊り
・妊婦立縛り
・女郎の石抱き
・奥方の犬責め
・花の吉原 ふんどし騎馬戦
・異常分娩治療
・姉妹二人妻
・元禄闘牛裸踊り

GEOの紹介ページ

https://rental.geo-online.co.jp/detail-426443.html

tY:近況129(Color Classic、Ethernet とか)

とうとう Color Classic + 575 ボードに Ethernet カードを入れた。 Color Classic を使っている頃は FD で十分だったんです。 ネットはモデムだったし。

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なぜ Ethernet カードを入れたいと思ったかというとデータのコピーのためです。 ずっと前に SCSI接続の2GBくらいの外付けHDDも手放してしまい、まあそれがあったとしても他のPCでは使えないとか、とにかく Color Classic の中をコピーというかバックアップしたかった。

今どきの USB も使えない Color Classic。

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色々考えて Macmini G4 と LAN でつなげば良いのだと考え、購入して27年程経ち、ついに Ethernet カード導入に踏み切りました。 以前、シリアルポートの Local Talk で 68K Mac 同士をつないだことありますが、ついに Ethernet です。スピードは 10M です。速い!!

見つけたのは Farallon のカードです。

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でもこれを挿すと PicPom のカードが挿せない。ああ CS用が欲しかった。 でもこれならオリジナルの 68030 ボードでも使えるから良いとするか。

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その前に Color Classic 側を LAN につなげやすいようにしようと思い、7.6 で動いているところに、元のシステムを上書きせずに Mac OS 8 を新規インストール。元のシステムが残るところがすばらしい。Mac OS 8 なら Web 共有があるから最悪それでファイルは見えるようになる。

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そこで使うのがでっかい Apple CD300。なんで買ったかというと、Color Classic が出てちょっと後くらいからよく雑誌に CD-ROM が付いてきたり、Myst なんてゲームをやってみたかったからですねえ。今でも全然終わってませんけど。エッチな本にも CD-ROM が付いてました。Yellow とかヌードを集めた CD-ROM もあったし、CDドライブが広まった理由の半分はエッチ需要ではなかろうか。自分が買ったのはミシャとか新潮文庫のCD-ROMですけど。

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Apple CD300 に 8.0 のCDをセット。8.0 をインストールして、さらに 8.1 にするアップデータをインストール。

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懐かしの 8.1 が立ち上がる。OS8 になってウィンドウとかの見栄えが変わりましたけど、Finder のメニュー操作にマウスずるずるドラッグしなくてよくなったのは好きな点です。メモリ食いとか色々言われてますけどけっこう好きです。68040 で動く最後の OS ですし。

さあ Ethenet でつなぐにはどうしたらいいんだっけか? いかんせん初めてのことなのでちょっと考える。 まずは電源を落としてボードを引き抜いて Farallon のカードを挿すかあ。

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挿して入れる。ちょっとムフフだが、とにかく挿して入れる。

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Color Classic で電源を入れる。そして Farallon のドライバーをインストール。メディアは FD。たぶん入れなくて OS8 のシステムだけで動きそうですけど。

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Macmini G4 と LANケーブルでつなぐ。手持ちがストレートしかなかった。昔なら直結だとクロスが定番でしたが、どうでしょう。

次はファイル共有というのを設定してみる。 今回は Macmini G4 をサーバーにして Color Classic を接続したい。 Macmini G4 の MacOS X のバージョンは Tiger 10.4。 MacOS X の設定は簡単で、File Sharing をチェックすること。ついでに Web もチェック。 本体の IP アドレスは手打ち設定していないので、それらにチェックすると勝手にアクセス先のアドレスが表示される。File Sharing なら afp://~ とか、Web なら http://~ とか。 ただこれは手打ちで決めておかないと Macmini G4 に電源を入れる度に変わるので、ちゃんと手打ちしといた方が良いんでしょう。

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Macmini G4 に USB 接続の外付けHDD つなぐ。外付けHDDはパーティションを2個に区切っていて、それぞれ Macmini HD2 と MacPortable HD という名前。フォーマットは MacOS Extended。 これも Color Classic 側でマウントできるか試したいんです。

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今度は Color Classic。OS8 のコントロールパネル から セレクタを起動。そして Appleshare へ。 Macmini G4側でアカウントを作ろうかと思いましたが、今のアカウントのままログイン。

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つなげたいものにチェックを入れます。外付けのHDDも表示されています。

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いやあデスクトップに表示されましたよ。カードを買って無駄ではなかった。

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試しに Color Classic 内の 30M くらいのフォルダを MacPortable HD にコピーしてみる。コピー状況が表示されコピー終了。

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Macmini G4 で MacPortable HD の中を見ると・・・入ってないというか見えない?。眠いので深く考えずそのままシャットダウン。 次の機会に電源を入れてみると、MacPortable HD の中にコピーしたフォルダが表示されました。一度外してまた挿したら良さそう。デスクトップファイルの関係でしょうか。 しかし挿すとか挿入とか挿すとか挿入とか、PCはエッチだ。

やってみたかったことの一つが Macmini G4 の CDドライブを Color Classic で使うこと。それができれば超でっかい Apple CD300 を出さずにすみます。

MacOS X では DVD_or_CD_Sharing_Setup.dmg をインストールすると DVD/CD Sharing という設定が追加されます。それをチェックすると他の Mac でも光学ドライブが使えるというものですが、もしかして古いMacには関係ないのか? と思いながらチェックしときます。

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MacMini G4 にCDをセットする。

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Appleshare では サーバーとなっている Macmini G4 側のつなげるものが表示されます。Macmini G4 に CD が挿入(・・・)されていればその CD も表示されます。それにチェックを入れると無事デスクトップに CD がマウントされました。

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これは MacUser 付録の CD。MacOS8.1 のアップデータが入っているので、MacOS8.0といっしょにとってあったんですねえ。偉い。 この頃はよく付録の CD に各メーカーがソフトのアップデーターが収録されていました。

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この CD にはこんな感じ。

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試しに MacOS X 側の DVD/CD Sharing をオフにしても、Appleshare で見えてマウントできました。

ついでに『Myst』をやってみます。Macmini G4 に『Myst』の CD をセット。

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Appleshare でマウントさせました。

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できました。これは12インチ対応だったんですよねえ。

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『GADGET』をやってみます。Appleshare で選んで

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マウントして実行、ってなんだかエッチ。某PC系サイトの『ガチくんに』もなんだかエッチ。

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これは13インチモニター以上、つまり VGA というか 640×480 対応だった。 この CD-ROM を買った頃は 13インチモニター一体型の 575 を使っていたんだなあ。

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『L-ZONE』をやってみます。

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これも13インチモニター以上でした。 ついでに『神々の怒り』もやろうかと思いましたが 13インチモニター以上だったのでやめました。 『Star Trek』は12インチにも対応していたなあ。『Total Distorsion』はインストールが必要なのでやめる。

しかしどのゲームも途中までしか終わってない。数十年経過するのに・・・

バックアップで一番の問題は FD の容量以上のものをコピーできないこともありますが、800K の FD 問題もあります。外付けの USB FD でも 1.4M は読んだり書いたりできますが、800K は使えない。今のところ800K の FD を読めるのは Color Classic しかないので手放せない。一度 Color Classic でイメージ化して、そのファイルを 1.4M FD にコピーして Macmini G4 に移したりしてましたが、LAN で送れば簡単です。当たり前ですけど? 今さらですけど? シリアルケーブルは送受信のターミナルとかめんどくさいし、コピーする手段が FD しかなくて辛かったところ、LAN 経由で色々送れるので速い。手始めは FD のイメージ作りか。

システムは 7.6 の Color Classic をひさびさに立ち上げた時、電池切れは予想していたとはいえ、日付を 2021年にセットできないことにおどろいた。

徳川いれずみ師 責め地獄

吉田輝雄さん+石井輝男監督目的で見る。タイトルロールからしてドバーっとやってくれます。なんといっても最初のシーン。半狂乱な女性が墓を掘り起こしてまで探しているのはカギ。何のカギかというと貞操帯のカギなんですねえ。映画の行く末を不安にさせる出だしです。与力や大黒屋の悪さを背景にした、いれずみ師の吉田さんと愛人の橘ますみさん、そして同じいれずみ師で兄弟子の小池さんたちのお話し。後から気が付いたが、DVDのチャプターリストが革命的。そのチャプターごとの説明が簡潔に書かれていて、しかも役名入り。最初にこれを見て入れば彫秀とか彫辰とか役名も漢字もすぐ分かる。話しの内容丸わかりで最初は見ない方が良い。いれずみ師のトップを争う彫秀こと吉田輝雄さんと兄弟子の彫辰の小池朝雄さん。人相のとおり小池さんの方がかなり悪。ちょっとというのはすべてが田中春男さん演じる与力鮫島と大黒屋の悪だくみだから。彫秀さんが魂込めていれずみを入れた由実を風呂に入れるんですが、どうも背中には何も彫られていない。なんでかなと思ったら、これがいれずみ試合ですべてが分かる。そんな彫り方もあるんですねえ。してやったりな吉田さんがかっこいい。いれずみを入れること自体が痛そうでタイトルどおりの『責め地獄』ですが、責めはそれだけではありません。縛ったり・吊ったり・ムチでしばくなど男女によるしつような責めが展開されます。そのひどい責めのほとんどをほぼオープニングで見られるというのが、出し惜しみなしの東映映画。特にノコギリ挽きはなんとも。最初は単純なSM的な責めかと思ったら、度を超えてただの残忍な人殺し。基本的に責められるのは女性ばかりですが、由美に手を出した男も女主人お龍にちゃんと責められます。このシーンがオープニングのお墓シーンに関係するんですねえ。責められる男の中で異色なのが女囚の中の由利徹さんと大泉滉さん。ちょっとだけかと思ったら、しっかりといれずみも彫られてます。責めばかりだとシリアスすぎて見ていられない人もいるだろうと考えたのでしょうか。特にかれんな橘ますみさんが演じるお鈴が彫辰に彫られたり、ひどい目に合わされて逃げた挙句の運命とか涙のシーンはあるものの、怒とうのクライマックスにそんな感傷もどこへやら。怒りに満ちたあの人の大爆発。斬るわ殺すわで大混乱になっても彫り物対決は忘れない。この彫技がすごい。まさかあんな彫り物があるとは! その前にモデルの質で勝敗は決まったようなもの。すごく幼そうに見えましたが大丈夫なんでしょうか。これで最後かと胸をなでおろしていると、あれよあれよと別シーンに移ります。そして見せてくれるのがこの映画最大のショックシーン。監督の映画『恐怖奇形人間』の人間花火を思い出します。あの映画みたいな派手さはまったくないですけど、昼間に静かに行わることが恐怖かも。やるなあ監督。長崎の異人街とかアヘン屈の様子も怖い。女の子をさらう馬車シーンがそう快。吉田さんの見せ場なのでけっこう長尺。吉田さんの狂気な笑顔と泣き叫ぶブロンドの女の子の対比が異常。さらったのはもちろんアレのため。演出なんでしょうけど、与力の顔の青さ加減が素晴らしい。長島監督のひげそりあとみたいで、ここまで青くされると何も言えません。橘ますみさんのお鈴がかれんさが光る映画。ちゃんと役者の方向性か、どんなシーンでもなるべく胸は出しません。ああ面白かった。

気が付いたひどいこと一覧
・はりつけの上、○に串刺しで血がドバー、ブシャー
・埋められて首だけ出して、その首をのこぎり○きして○ポロリ
・天井から身体を曲げて吊るされてベロベロされる
・いれずみを入れた女たちに囲まれてどつきまわされる由美
・縄でしばられ、逆さ吊りにされて棒で叩かれてグルグル回転
・縄でしばられ、吊るされて棒で叩かれてグルグル回転
・犬のように○に縄を付けてなめさせてその上どつくお龍
・腕をしばって吊るした女をさわったりなめたりチューしたりするお龍
・その女の口の中をワインで満たして溢れ出るワインを下で倒れている女に無理矢理飲ませるお龍
・女たちをガラスの床の上を歩かせて、上から下から品評会
・与力による女牢名主への超パワハラ
・お龍の男に天井からおりた縄に手を縛られ、台の上に寝かせられて足もしばられ、縄で叩かれ、猿ぐつわの上顔面をしばられてさわられたりなめられたりする由美。しかしお龍に見つかる。
・お龍が男の妹ゆきの脚をお座りみたいな形に縛られて逆さ吊り。背中をとがった棒で傷つけて○がタラー。回転させてまた刺す。
・男に唾をかけられて怒ったお龍が妹の○をブスブス
・さらに怒るお龍は由美のあそこに貞操帯(しかしそのカギを・・・)
・怒りマックスのお龍が男をメッタ打ち
・逆さはりつけの上、叩かれて回転
・腰辺りで吊るされて背中に○をたらされた上に回転 by お龍
・カギを探すのに墓を破った由美がはりつけ状態で海に浮かばされ、周りに油をまかれて火責め。煙は油で真っ黒
・カミソリで男の首を切っといて○がドバー。与力が自分でやっときながたお前がやったのだと彫辰にせまる超パワハラ(その罪は堀秀に着せられ島流し
・長崎。鎖で腕を縛られ、吊るされて、茨で体を縛られて○がダラダラ(それを見ている西洋人と中国人。大黒屋は女たちをまとめて売り飛ばす腹)
・女をトゲトゲの点いた円盤台にはりつけて身体を・・・
・女を身体を伸ばすような台に拘束して身体を・・・
・女を身体を曲げるような台に拘束して身体を・・・
・しなる竹で○さき刑

予告編で登場した責め名
・女体逆さ吊り
・白人女の人間屏風
・女体凧あげ
・人間針ねずみ
・女体ワイン熟成
・三角木馬
・水車責め
・竹のしなりで空中股裂き

映画.com の紹介ページ(GEO ではアダルト扱いだった)

https://eiga.com/movie/41497/

やくざ刑罰史 私刑!

吉田輝雄さん目的で見る。やくざ私刑(リンチ)オムニバス三本物。最初は江戸で次は明治、大正、最後は昭和。やくざの抗争の中で内輪の不条理な掟による私刑がこれでもかと描かれます。おなじみの波と東映マークが出たと思ったらタイトルールから私刑シーンのオンパレード。これでもかと見せてくれます。もうおなか一杯。予告編もそうですけど、東映の人々は出し惜しみという言葉を知らないのでは。
1話目から大スター、大友柳太朗さんと菅原文太さんが登場します。やくざの中にはずるがしこく世渡りする人もいて、それが石橋蓮司さん演じるマムシ。血の気だらけのむさくるしい男たちの中で頼りない優男が V3 こと宮内洋さん。刀についたの血と刃こぼれで働きを調べる親分。それがきっかけで早々に菅原さんが自分の指をサクッとウィンナーみたいに切って詫び。指一本では気が済まない親分を組衆の兄貴分、友造がとりなす。この第1話では「間男するな」「盗みをするな」がやくざの掟で、これをひっかきまわすのがマムシ。彼と親分がもうちょっと大人だったら江戸に誇れる人情味あふれる任侠話しになったにちがいない。ああマムシさえいなければ誰もかれもがあんなことには・・・。時に不条理であったとしても、掟を破ったものには制裁しなければ示しがつかない世界なんですねえ。この話しでは、菅原さん、大友さん、そして堅気になりたい林さん、この三人の愛情ともいえる世界も描かれる。ちょっとホ〇っぽくもあるが、大友さんを除いて彼女がいるので、友情・人間愛と呼ぶのがふさわしい。しかし姉ちゃんや兄貴分の心を知らない V3 もちょっとバカ。よく「〇巻きにしてやる」と言われますが、実際にやっているところを見られます。菅原さんの端正できれいなお顔がすばらしい。
2話目は明治か大正か。三年のムショ暮らしから出所した大木実さんは、自分がいた荒木田組や兄貴分の伊藤久哉さんにお願いされて犯した罪でお勤めしたというのに、誰も迎えに来ないのでちょっとがっかり。伊藤さんから頼まれて敵組の親分の指ならぬ腕をいただいてきたのに関東所払いを命じられ、そのままムショ暮らし。伊藤さんに言い伏せられる親分にもがっかり。惚れあっていた橘ますみさんともすれちがい。この伊藤さんの口八丁手八丁が2話目の元凶なんですねえ。1話目の石橋さんとはまたちがった憎らしさ。でも性格的にはメガネの蓑和田さんが石橋さんポジションか。出所してみれば「親分の敵!」と男に襲われる。その男が身体が弱くて家に送ってやるが、そこにいるのは橘さんではないか! ああ悲しく辛い。組のために身体を張った大木さんだが、ヤクザの憲法(この第2話では『掟』ではなく『憲法』と呼ばれています)のおかげでひどい目に。非常に理不尽。伊藤さんのたくらみに乗ってしまって親分の敵と決闘するところは、橘さんの可憐さもあってこの映画の名シーン。その後はバッサバッサの大立ち回りで斬るわ斬るわ。私刑シーンはあまりなくて極上任侠物ストーリー。ウルトラシリーズでは正義側が多い伊藤さんだが、現代劇だと悪人役が多そう。
最後は昭和。開始早々ミスター・ゴケミドロ高英男さん登場。趣味はヨーヨー。今度は銃撃でコンビナートのタンクまで爆発する大騒動。あからまさまな特撮なのはご愛敬。ヘリまで登場するリンチシーンにはお金がかかったんではないでしょうか。カギになる男、吉田輝雄さんがシビれるライフルさばきを見せる。撃った後には胸で十字を切るというニヒルさ。嘘と裏切りの世界。親分をやって下剋上。新聞記事の『窒息』が『チッソク』という見出しになっているのは、映画を見ている人がすぐに分かるようにするためなんでしょうか。吉田さんは二代目を狙う藤木孝さんに殺しの濡れ衣を着せられるが、ただじゃ転ばない。銃やライフルどころか手りゅう弾まで登場します。敵との抗争で銃を使った・使ってないで裏切り者を見定める様子は、第1話の刀の刃こぼれや血を調べるところと重なります。敵は外ばかりではなくて身内にもいるわけです。それは男ばかりではありません。それが女でも容赦なく私刑。1話や2話同様、ラストは怒涛の銃撃戦。裏切りの連続で誰が最後に生き残るのか。甘いマスクでも目に狂気をはらませる吉田さんがかっこいい。
第2話の大木さんの回がまあまあ後味すっきり。ああ面白かった。

覚えているだけで私刑なシーンはこれだけあった。
・菅原さんの〇詰め
・石橋さんの二枚〇ぶったぎり
・林さんの〇ぶった切り
・菅原さんが〇玉をほじくり出される
・宮内さんの〇巻き+川投げ
・大友さんが自分で〇玉をほじくり出す
・敵親分の〇をぶった切り
・大木さんの〇をビンで叩き潰す
・〇をかけて放置して虫にかまれてかゆくなる。
・ヘリで引っ張り回してケーブルドラムみたいなのにドッカンとぶつかる。
・裏切り者の顔を〇であぶる。
・濡らした布で〇をふさぐ
・車ごと〇されて鉄の塊にする
・木箱に〇詰め。
・タイトルロールや予告編だけの私刑もありました。
・豚ならぬ人の丸〇き
・〇玉焼き
・ショベルカーの刃先につきさす?
・〇埋め
・車で引き回し
・手の甲をドリルで〇
・〇を額に当てる
・丸太に縛り付けて回転させて〇

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Zの回路 復讐の裏ゴト師

岡田奈々さん目当てで見る。小顔で目がでっかい。大人になっても可愛さ無双。彼女はパチンコ台を作るセントラル電工の常務秘書。ツンツンした態度でコンタクトを試みるのは、パチンコ業界を離れた名プログラマー藤竜也さん。元セントラル電工の天才エンジニア。藤さんといえば映画「ワイルド・ジャンボ」とかワイルドだろう?な役を想像しがちですが、プログラマー役というのがめずらしい。だから特別腕力が強い男ではありません。どっちかというとダメな人でしょうか。でもパチンコのプログラム開発は超一流。セントラル電工は新台開発のために彼の腕を手にいれたい。そのために岡田さんが藤さんに近づくんですねえ。この映画は続編らしく、最初の映画では藤さんが陰謀に巻き込まれ、濡れ衣を晴らしながらもセントラル電工を離れるまでを描いているようです。なかなか話しがややこしくて、藤さんは前回で家族と別れ、なんと妻は自分を捜査していた刑事と子連れで再婚してしまったらしい。いったいどういう経緯があったのか。その刑事が野草大好きの岡本信人さんなので、けっして腹黒さによるものではないと信じたい。岡本さんの部下が船越英一郎さんかと思ったが、よく見たら『いいとも青年隊』(だったか?)の久保田篤さんだった。なんか姿と口ぶりが船越さんにむちゃくちゃ似ているんだよなあ。藤さんが最後に設計したパチンコ台『Z1』が電波ゴトの標的にされる。セントラル電工は新台『Z2』の設計が難航。そこで元社員の藤さんを引き入れようとするが、過去にひどい目にあった藤さんは首を縦に振るはずもない。しかし・・・と色々あってまた引き込まれる藤さん。しかしパチンコ関係の業界には新台は出て欲しくない人もいます。そうしたパチンコ利権というか勢力の奪い合いの話しなんですね。話しの中で「国際問題にも発展する~」なんてセリフがあるので、パチンコ業界が、とある国の人々によって作られたのは周知の事実とされているのでしょう。舞台となるパチンコ店ニューライトって、エンドクレジットにも登場するからきっとほんとの店なんだろうなあ。色々あって乱暴されてしまう岡田さんだが、乱暴中のシーンは無し。でもボロボロの姿で床に落ちたあるものを隠すところ、そして富士山に助けられた後の化粧っ気の無いシャツ姿がちょっとエッチ。色々ありますが、パチンコプログラマー藤さんのプログラミング作業の様子も見物。使っているキーボードに刻印が無いように見えますが気のせいか。ドットインパクトプリンタが打ち出すプリントを眺め、図面を見て、現品も見ながら肌着に首タオル姿で一心不乱に作業する藤さんの汗がまぶしい。裸の ROM がインサートされたりして、ハイテク感を見せてくれます。使っているのはモニターを見る限り NECPC-98 っぽいです。彼のデスクには ATARI らしいハンドヘルドPCがありました。そんな藤さんの姿を見つめる岡田さん。きっと自殺してしまった恋人をの姿を重ねているのでしょう。ちょっといじらしい。ラストはこんなパチンコ屋があったら良いなという展開。だいたい会社の偉い人は藤さん一人に作らせるのがリスクと思わなかったか。予想した展開の中で、奈々さんのラストだけはちょっと意外だった。藤木悠さんのやせた姿が痛々しい。PC-98 と藤さんと岡田奈々さんを見る映画。

GEOの紹介ページ

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暴力戦士

岡田奈々さん目当てで見る。抗争する東京のファイターズと神戸のドーベルマン・キッド。ファイターズのリーダー、田中健さんとドーベルマン・キッドのリーダーの妹、岡田奈々さんが関西から関東に逃げる話し。別に岡田奈々さんが逃げる必要はないのだが、二人とも手錠でつながれているからついていくしかない。その手錠がマンガ『男組』みたいな長目な手錠。そのおかげでちょっとは自由に動けますが、手錠を付けられっぱなしじゃ手首も痛くなったのでは。青春アクションでエッチは無いが、あえて言えば冷凍車内で苦しむシーンがハアハア満載でほとんどエッチな雰囲気。石井監督がエッチシーンの代わりに設定した状況かも。出だしから ARB 登場。彼らのライブをファイターズやドーベルマン・キッドの連中が見ている設定ですが、どうみても ARB のステージと客席側は別撮り。ひたすら岡田奈々さんが可愛い。むさくるしい男たちの中の紅一点だから小顔とか可憐さがいっそう目立つ。男たちの中でも良い男は素肌に革ジャン姿の田中建さんのみ。手錠でつながれているので、必然的に岡田さんと田中さんはいつもいっしょ。岡田さんにとって田中さんは敵グループなわけで、ギクシャクする二人ですが、それがどうなっていくかというのが一番の見どころかもしれない。簡単に関東まで逃げれるわけでもなく、邪魔がたくさん入る。第二の見どころはそのアクション。ローラースケートの集団にCB無線で連絡を取り合う集団、パチンコを武器にして迫ってくる男たちに口裂けメイクの女たち。そして最後はバットを手にした野球のユニフォーム姿で殺す気満々のいかれた人たち。浅間山荘で登場したような鉄球の重機を使って隠れているビルまで壊しちゃう。それじゃ岡田さんまで死んじゃうじゃんと思ったが、どうやらドーベルマンキッドのリーダーは汚された妹はどうでもいいと考えている様子。変態的なシスコンです。それに比べて田中さんは硬派。主人公だけあって映画の中ではいちばんまともな人。ファイターズのメンバーもアホばかりかと思ったが、なんだかんだと修羅場を切り抜けるのだから、すごい奴ら。ラストはドーベルマンキッドの仲間がうじゃうじゃ勢ぞろいで、彼らのネットワークの大きさが良く分かる。岡田さんの背中を見送るリーダーの眼差しがちょっとさみしい。ファイターズやドーベルマン・キッドの人たちが昼間何をしているのか分かりませんが、みなさんいい大人に見えるのできっと働いているのでしょう。見たところ夜のシーンが二度あったので、土曜日に ARB を見て、土曜の夜、日曜の夜、そしてラストは月曜の朝というところでしょうか。これから彼らは仕事に行くのかもしれません。もうちょっと若い人を集めればそんな勘ぐりはしなくていいんですけど。俳優と言えば年を取った方、いわゆる大御所さんが出ていない。石井監督なら誰でも呼べそうですけど。やっぱりヤングな映画を目指していたのだなあ。田中さんのおなかがちょっと気になる映画。Tシャツくらい着てくれても良かったと思います。

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