gn to t.Y. 覚え書き

gn to t.Y.

覚え書き

サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ(Thumbsucker)

邦題が長い。少しの分子構造のちがいでヤバい薬になりえるものを投薬され、活発な性格になっていくところは、「アルジャーノンに花束を」とかアウターリミッツのデビッド・マッカラムを思い出したりして。監督によっては、このままホラーになったり、SF的展開になったりするかも。年頃の子供が色々納得つかなくて、悩んでしまうようだが、そんな気持ちは「あったなあ」と思うくらいで、なぜそうなるかなんて説明できるわけがない。たぶんこうした話しは、悩んでる本人よりも、彼を取り巻く人間を見ろってことではないかなあ。単純で普通な親父は息子のことがさっぱりわからないし、母親は利口でなんとか説き伏せようとする。カッコいい親父代表の歯科医はエセセラピーで解決しようとする。面倒くさがる学校は病気だという。恋人だと思っていた同年代の女の子は、自分とちがうことを考えてる。案外まともなのは、患者のマット。いちばん良いやつは弟か。これでは主人公もわけがわからなくなるはずだ。ティルダ・スウィントンさん目当てで観たが、安定の演技でした。

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おとといだかの虹でした。

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