イギリスにおけるブルースの歴史。冒頭でジェフ・ベック+ES-175 を観れる。次はストラトを持ったと思ったら、ヴァン・モリソンのバックでテレキャスターを構えます。トム・ジョーンズのときのストラトを使った間奏が良い。アームの震えが絶妙で艶っぽいのなんの。女性ボーカルのヤング・ウーマン・ブルースが良い。みんなバラバラなことをやっているようで、なんだか歌いずらそうだが、なんだかんだまとまってしまうのがすごい。戦後はケン・コリヤーという人が鍵のようだ。ブルースではビッグ・ビル・ブルージーが注目される。女性シンガー、ロゼット・サーブのギターがワイルド。ギブソンSGを弾いている。次はスキッフル。日本で FEN があるように、イギリスでもドイツの米軍放送とかを聴いていたんだなあと感心する。クラプトンやウィンウッドが話題になるのは1時間後くらいから。しかし誰よりも熱いギターはジョン・レノンでした。ブルースとは言えなくても、ビートルズの存在は大きかった。ストーンズが「テムズ川の綿花畑」と呼ばれていたとは。なるほどなあ。ブラウン・シュガーの、コットン・フィールズという言葉を思い出します。良いドキュメンタリー。ただしベテランばかりで若者の姿は見えません。
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