gn to t.Y. 覚え書き

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覚え書き

生物彗星 WoO 3

この巻では、怪獣に防戦する際の国の不備さが描かれている。防衛隊での「怪獣を相手にするマニュアルなんて無いですから」という台詞もある。

第5話 迎撃命令 怪獣ドラマらしいタイトル。服の臭いをからかわれるので公園の水道で洗濯、コインランドリーで乾燥。乾く間の服がないので黒いゴミ袋をかぶる。でもお金が足りなくて乾かず、結局 WoO が乾かす。この冒頭三分で困窮さがよく分かる。アイと WoO を捕獲せよ、抹殺してもかまわないという防衛隊幹部。永倉博士は殺すなと言う。シオンも「たったの14歳なのだから」と永倉に同意するが、博士が考えているのは研究の観点のみ。彼の考えでは、WoO は怪獣たちの一部であり、WoO の発動は、アイが危険な目にあった場合だということ。発動と発毛のひっかけが面白い。幼馴染のアユミと再会する。小太郎の良い所を探そうとしてがっかりするアイがおかしい。筋肉質でよだれだらだらな怪獣登場。爆発で吹き飛ばされる人々。防衛隊桜庭が、アイを確保するために幼馴染も利用するという非道さを見せつける。婦人警官と女性防衛隊員の災害非難に関する掛け合いが面白い。怪獣に対応できないのだ。「WoO は怪獣と同じ遺伝子を持っている」「お前たちがいるところに怪獣が出るんだ」と言われて衝撃を受けるアイ。アユミとアイのコントみたいな会話の後半からの音楽が印象的。ママ、WoO がアイの危機を救う、怪獣登場までずっと同じ音楽。WoO がいなければと思ってしまうアイ。整備士役で滝藤賢一さんがちょっとだけ出ていた。

第6話 さよならWoO 公園で野宿するアイ。雨が降っても WoO は遊んでる。WoO を置いてけぼりにするアイ。元の生活に戻るために WoO を捨てるアイ。怪獣による防衛隊や市街地の被害、「当面の間国内での戦闘行為は行わない」とか、「武力行使に強く反発している野党側の要求」がどうとか、政治的側面が語られる。このときのニュースに使われている被害映像がもろミニチュアだったり、アナウンサーの背景にある画像が写真ではなく絵だったりするのは、なんだか意図があってのことだと思う。なんだかんだとフレームに収まっている柴犬がかわいい。見つけたアイに機関銃を向ける防衛隊桜庭。しかし、シオンに続き、杉良太郎さんのご子息演じる桐島もアイの抹殺に疑問を感じはじめる。WoO の冒険紀行的な回。小太郎はいったいなんだったのか。いつにも増して悩めるアイだが、最後はちょっとだけ明るい。 かなり冷える。

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生物彗星 WoO 1

生物彗星 WoO 2

生物彗星 WoO 3

生物彗星 WoO 4

生物彗星 WoO 5

生物彗星 WoO 6