gn to t.Y. 覚え書き

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覚え書き

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ3(I Spit on Your Grave III: Vengeance Is Mine)

1作目の正統派続編といえる。サラ・バトラーさん演じるアンジェラ・・・そんな名前だったっけ? と思ったら、前回の事件を機に改名していて旧名はやっぱりジェニファー。彼女の回想で前に何があったのかさらっと分かるようになっているのが親切。無理に1作目を見なくても大丈夫。セラピーに答える彼女を上から撮っているカットが良い。暴力の記憶が残るアンジェラ。昼間、起きていてもひどい目にあったり正義を実行、つまり相手をぶち殺している妄想が浮かんでしまう。彼女は被害者の集まったグループセラピーでパンクな女性、マーラ・フィンチと知り合いになる。二人とも心を許せていそうでほほえましくなるが、見ていてなんかあやしい。もしかして「ファイト・クラブ」的存在? ホームセンターとかで急に現れたりするので。アンジェラはとにかくアソコを徹底的に痛めつける。男のアソコが暴力のメタファーなんだろう。アソコにはアンジェラにとっての暴力が集約されているのかもしれない。一人目は噛んで刺すし、二人目は丸出しのようだが当然ボカシ付き。鉄パイプ自体「入れる」というより、型抜きみたいに「くりぬく」という感じになるのでは? それともあれが入るほどそんなに大きいのか。しかしハンマーを使うとはダメ押し。身体のあの辺まで入った?とか想像すると背中だ寒くなる。ハンマーは最初のホームセンターシーンにもかかってくる。これでもかという妄想がすごい。切り替わるセラピー、集会、事件シーン。それらの時系列もだいたい想像がついてしまったが面白い。前半で昼間にも妄想を見ることが分かってるので、普通のシーンでもなんだかウソっぽく見えたりする。特にグループセラピーで知り合うマーラやコーサ、セラピストとか。特に最初はマーラが同一人物と思ってしまった。グループセラピー自体がアンジェラの妄想かも・・・なんてことはないだろう。オフィスでアンジェラが使っている PC モニターが超ワイド。Excel だろうシートがとっても広い。女刑事ボルトンもかっこよかった。晴れ。冷える。

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