gn to t.Y. 覚え書き

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覚え書き

tY:近況105(G700 マウス と キーマクロ と M-XGL20DLBK マウスとか)

ELECOM のマウス M-XGL20DLBK を試しながら、G700 のマクロキー(マルチキーマクロ)についてももう一回考える

Ctrl や Alt キーなど、キーボードのキーマップを変更して使っているのは以前からだし、AutoCAD LT のメニュー操作を登録して、IME の切り替えは気にせずにちゃんと使えた覚えがある。 ふと考えると、LGS、つまり Logicool Gaming Software を導入してからものしれない気がしてきた。 G700 購入当初は SetPoint Software だった。その後、G シリーズ、つまりゲーミングマウスは Logicool Gaming Software が標準になった。今さらですけど。 SetPoint のページを拝見すると、対応 OS には Windows10 も含まれていた。おそらく G シリーズ以外は SetPoint が使われ続けているのだろうか。でも最終更新が 2015年 というのが気になる。

SetPoint - Logicoolサポート http://support.logicool.co.jp/ja_jp/software/setpoint

そこで LGS をアンインストールした。サイズは 300M 以上あったのか。

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そして SetPoint をインストール。

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起動させるがダメだった。カスタマイズするタブが表示されない。G シリーズは対象外だろうから当たり前。サイトの対象機種にも記載はなかった。

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LGS を再インストールして。もう一度考えてみる。

AutoCAD LT で新たに作成した「複写・移動・プロパティコピー」のショートカットキーを確認する。

複写: CTRL + ALT + C 移動: CTRL + ALT + X プロパティコピー: CTRL + ALT + Z

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キーマップはこうしていた。

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左側の Ctrl キー入れ替えとかはありがちな設定。その他に 右Altキーを「半角/全角」にしていた。英語キーボードでの IME オン/オフ ショートカットは、Alt +「半角/全角」。これをちょっとだけ Mac風にするため。 ここで、IME オン/オフのショートカットを Ctrl + Space に変える。本当なら Alt + Space にしたいところ。

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これに合わせてキーマップも変更。右Altキーと「半角/全角」を元に戻す。

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このキーマップで「複写・移動・プロパティコピー」のショートカットを キーストロークに登録してみる。色々試してみた結果、変更したキーマップでは「複写」は Alt + LeftWindows + C になった。

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しかし・・・これは試してみなくても、右Altキーと「半角/全角」のキーマップを元に戻したので、右側の Ctrl や Alt キーを使えば普通に登録できるのだった。「複写」は Right Control + Right Alt + C でとても簡単

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IME オン/オフは Right Control + Space。

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ショートカットキーの場合は、IME がオンかオフかを気にせずに使えるが、困ったこともある。 例えば複数のオブジェクトを選択した状態で右クリックメニューから「複写」などを選ぶと、選択済みのオブジェクトが複写の対象になる。 しかし、ショートカットキーで「複写」を実行するとオブジェクトの選択済みが解除されてしまう(ことがある)。これでは作業がもたついてしまう。 今までは「COPY」、「MOVE」といったキーマクロを作成していた。

「COPY」文字列の例。

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コマンドラインに文字列「COPY」を送信することで「複写」は可能だが IME がオンだと「COPY」の「CO」で「こ」とか、「MOVE」の「MO」で「も」に変換されてしまう場合がある。ここはなんとかキーマクロでメニューから実行してみたい。 AutoCAD LT の「複写」メニュー操作は「Alt + M + Y」。キーマップを変更しているので、Alt は LeftWindows だった。

そこで「LeftWindows → M → Y」と登録してみる。キーマクロでは LeftWindows は LGui。

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これは IME がオフなら無事実行できそうだが、オンだと M と Y が日本語変換の対象になってしまう。また、コマンドラインに入力されたりする。 そこで頭をひねって、こんなキーストロークにしてみる。これは「LeftWindows と M 同時押し → Y」ということ。これなら M は日本語変換されないだろう。

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そしたら IME オン でも無事実行できた。 そういえば前もこうしてたんだったか?と今さらながら思い出す。 「移動」は「LeftWindows と M 同時押し → V」。

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「プロパティコピー」は「LeftWindows と M 同時押し → M」。

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これで IME を気にせずに実行できるようになった。しかし LeftWindows とか LGui とか、ややこしいので、キーマップを変更していない右側の Alt キーを使って登録しなおす。

「複写」は「Right Alt と M 同時押し → Y」。

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「移動」は「Right Alt と M 同時押し → V」。

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「プロパティコピー」は「Right Alt と M 同時押し → M」。

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ついでに「繰り返し」も設定する。これはショートカットで設定する。 繰り返し: CTRL + ALT + R

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キーストロークは右側のキーを使う。

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「複写」とかはマウスの右クリックメニューでも選べるが、画面上の場所によってはポインタの移動が遠くなるし、早い操作だとクリック間違いをしてしまう。だからボタンに登録できれば楽で確実。繰り返しなどはトリムを繰り返したい場合とかに便利。 マクロキーとかの問題が解決してしまった。

よろこばしいのか残念なのか、これで M-XGL20DLBK の利点がひとつ消えてしまった。 大きさでは M-XGL20DLBK かもしれないが、ポインタの操作具合とか、やはりメインは G700 だった。しかし販売が終了したマウスに固執するのもどうだか。 でも Windows + Ctrl + C で画面がカラーとグレイのトグルになるとは思わなかった。

 

YAMAHA トランスアコースティックギター

音の違いが分かりやすいムービー。

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