gn to t.Y. 覚え書き

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覚え書き

tY:近況45(工具 とか)

<RYOBI BDS-1010 ベルドディスクサンダー>

 

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ベルトディスクサンダ:BDS-1010|商品紹介|RYOBI パワーツール (電動工具/ガーデン機器) : http://www.ryobi-group.co.jp/powertools/products/item_detail.php?pid=1391

 

重い。重いので台に固定しないで使っています。荒目のバンドソーで切った切断面をきれいにするのに便利。ベルト部分で板厚を薄くしたりするときは、手や指で押さえるよりも、板を使って押さえたほうが、均等に力がかかって少しは平坦になる。パワーが弱いといわれても、うっかりすると指もしっかり削ってくれます。ああ痛い。

 

サンダーでいちばんのトピックは集じん対策だと思います。特に部屋で使うには大変。ランダムアクションサンダーを使ったときはひどかった。一瞬で部屋の空気がよどみました。本体後ろの標準の集じん穴に集じん機のホースをつけただけでは、部屋が粉じんだらけになります。

段ボール箱で試行錯誤してみたところ、ベルトとディスクの使用で別な集じん対応が必要なんだと分かりました。

 

ベルトの場合は、段ボールを後ろから被せるようにしてみた。集じんホースはベルト上の台の後方に置く。これで削られて発生する粉じんは箱の中に七割くらい(?)は吸い込まれるようです。ただし、サンダー後ろの集じんカバー内や、ベルト下には溜まりっぱなしになるので、後でまとめて掃除しなければなりません。

 

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ディスクを使う場合は、ディスクの下に段ボール箱を置いてフェンスにし、台の下に及じんホースが入るようにする。

 

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面倒ですが、ベルトとディスクの作業ごとに集じんホースを移動する必要があります。集じん機が2台あればいいんでしょうけど。

 

しかし。

 

段ボールを使っていては、テープをべたべたとセットアップに手間がかかるし、段ボール自体がへたれてきます。

それで、集じん用の箱を作ることにした。きっかけは以下のサイトです。とても参考になりました。ありがとうございました。

のほほん木工房 : http://noho91.web.fc2.com/ (この中の工具・工房→ベルトサンダー1という項目です)
らくらく木工房 : http://rakurakumo.webcrow.jp/index.html (この中の「電動工具」という項目です)

使う材料は、

・カットラワンベニヤ 5.mm厚 300×450㎜ を 3枚

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・ヒノキ角棒 12×15×900㎜ を 3本

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これで2/3枚程度のベニヤ端切れと、3/5くらいの角棒が余りました。

 

まずはベルト部分用の集じんです。

ベルドディスクサンダーの背面の集じんホースを取り付ける黒いカバーを外す。

 

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しかしこのカバーを外すと、マイター台角度の目盛りがなくなってしまいます・・・が、仕方ありません。

 

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けっこうカスが溜まってました。カバーを止めていた黒いネジ2本と止め穴を使います。

 

基本になる一枚を取り付けます。いきなりネジ穴を間違えました。ここに横側、上側とどんどん板を貼り付けていきます。

 

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貼り付ける前に集じんホースを挿す穴を開けておきます。今回は集じんアダプタを付けてから挿すので、直径は29mmくらいにしました。

 

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ヒノキ角棒をノリしろにして、どんどん貼り付けます。タイトボンドなので、実測・ベニヤを切り出しの間に、おおよそくっついてくれます。

 

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最後に上板を貼り付け。

 

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乾いたかなというところで、サンダーからいったん外します。これが外れなかったら大変なことになります。

 

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次はディスク部分。マイター台の下にある黒いカバーを外します。

 

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止めるところが無いので、ディスクの前に置くように考えました。

裏側

 

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表側

 

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底板を貼り付ける。

 

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マイター台の下に横から入れて、

 

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ディスクの前に置きます。

 

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集じんホースを挿すと動いてしまうので、重しを載せます。これは何かの継手用板でした。

 

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ディスク用の集じん箱外観

 

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みんな付いた図。MAT とか THUNDERBIRD とか 科特隊の基地のようです。

 

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以前は台をつけず、サンダー本体をそのまま置いていましたが、サンダー本体に持ち手がないし、重いのでひきずると底面のゴム足が悪くなりそう。それなので余っていた集成材の板の上に置くようにした。こうすると集成材部分を押したり引いたりしたらサンダーのゴム足を傷めずにすみそう。

 

ベルト部を使ってみる。集じんホースは後ろに挿します。

 

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上面に少しカスが残ってます。手前でサンディングしたときのものか、回転して戻ってきたものか。まあこのくらいはまだ良いか。それよりもベルト下のカス溜まりがちょっと少なくなったのがうれしい。前は使うたびに、すきまノズルで掃除でした。

 

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ディスク部を使ってみる。集じんホースはここに挿す。

 

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背面にカスが散らばってます。

 

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これはディスク部の集じん箱と本体の隙間とか、ベルト部集じん箱下部のすき間か、サンダー本体底面から出たものか、ベルト部の集じん箱に入りきらなかったものなのか。スポンジとかゴムですき間を埋めてみようかと思う。それでも以前よりは少なくなりました。集じん箱から遠くで削ると、やっぱりカスが舞って部屋に広がります。それでも標準の集じん穴だけを使っているよりはよっぽど減りました。

 

ベルト部の箱の中。

 

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試しに削ったのが少量だったせいもあるのか、あまり溜まっていなかった。ほとんどが集じん機の中に吸い込まれていったと思いたい・・・

 

サンダー自体はよく削れます。でもベルト用の直角出しマイターとかは作ってくれないものか。今は本体に穴を開けるの嫌なので、両面テープで板を付けて切削物をあてがえるようにしてみた。希望としてはベルトが立つのではなく、寝返りというか横にできると便利だと思いました。サンダーごと横にしようと思いましたけど重すぎ・・・。

 

あと、メーカーさんも、本体ではなく、舞った粉じんを吸い込むという考えで、集じんカバーみたいなものを考えられたら良いんでないかなあ。

 

別な日に使ってみたが、やっぱりベルト下のカス溜まりはちょっと少なくなった。

 

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ベルト部の手前を使うと吸い込まれないカスが溜まるし、舞ってしまう。手前部分を使うときだけ、フードでも付けてみたらいいかもしれない。

 

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このベルドディスクサンダーは BDS-1010 ですが、 この前のタイプは BDS-1000 らしい。標準価格がちょっと高くなってますが、何が変わっているんでしょうか。色は BDS-1000 の青が良いかも。